講師の紹介〈ミュージックセラピスト〉

中 野 朋 恵

16年間ミュージカルや芝居の舞台女優として一線で活動。

野田秀樹氏。蜷川幸雄氏の作品や東宝ミュージカルに出演)

その後、長年培ってきたものを多方面に活かしたいと、国立音楽院で音楽療法、幼児リトミックを学び実践を積む。障がい児、者、高齢者の音楽療法や幼児リトミック、小児病院専門の臨床道化師に携わり、ハンディキャップの有る無しに関わらず楽しく繋がる活動を開始し17年目となる。

また在宅ケア者として重度障がいのある子どもや大人にも携わっている。

上智大学グリーフケア研究所にて、死生学、スピリチュアルケア、グリーフケアを学び、専門課程修了。

「表現」や、「いのち」に関わる学びを深め

楽しく「いのち」の尊さを感じ合える活動を目指している。

  • 国立音楽院指導科卒業

音楽療法、幼児リトミック講師

  • 上智大学グリーフケア研究所 専門課程修了

専門スピリチュアルケア師、認定臨床傾聴師

スライドショー [imagined by kaneko]

【 幡ヶ谷会の皆さんへ 】

私が幡ヶ谷会に参加させていただき、はや16年。皆さんとトーンチャイムを奏で、療法とはいえ、私自身が毎回皆さんの演奏に癒され刺激やパワーを頂いています。

ともに活動できること感謝のきもちでいっぱいです。幡ヶ谷会も設立20周年を迎えました。これは本当にすごいことですよね!
幡ヶ谷会の良さは、何と言っても皆さん無理なく自然体でいること。

そして皆で奏でる優しさ溢れるトーンチャイムの音色です。

これからもこの音の波紋を広げてゆき、皆さんと共に、楽しく、安心、信頼できる場で在れるように歩んで行きたいと思います。
これからも共に、豊かな波紋を広げてゆきましょう♪


三 木 愛

桐朋学園大学演奏学科ピアノ科卒業。

在学中からピアノ教室を開講し、同時に音楽療法研究所で実践を積む。

そこでの経験から即興的な音楽によるやりとりの面白さに目覚め、ジャズを始める。

現在もピアノ教室を続ける傍ら、高齢者、精神障がい者、発達障がい児の音楽療法、ジャズやラテンバンドでの演奏活動を行っている。

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【 幡ヶ谷会の皆さんへ 】

幡ヶ谷会との出会いはかれこれ15年程前。

結婚や出産など人生の転機をいくつも迎えながらも、また戻りたくなる場所が私にとっての幡ヶ谷会です。
ピアニストとしてできることは何かということを常に考え、リハビリを兼ねた体操ではより身体をリラックスして動かせるよう、動きに合わせた流動的な伴奏を心がけています。

また、演奏を聴いて頂く時間では、会の皆さんが昔を思い出して思わず話が弾むような曲を選び、様々なアレンジで演奏しています。
皆で音楽を楽しみながらいつの間にかリハビリ&リフレッシュ&脳を活性化できるところが幡ヶ谷会の音楽療法のすごいところです。


小 林 香 織

国立音楽大学音楽学部 器楽学科ピアノ専攻卒業 

「音楽で人の役に立ちたい」と思っていた時に音楽療法に出会い、運命を感じる。

在学中より勉強を始め、その後、国立音楽学院 音楽療法学科にて実践を積む。

実習中、「音楽療法を通じて一人一人に寄り添い、尊重し、その人らしい生き方、より充実した生活が送れるようお手伝いをしたい」という強い思いが芽生え、卒業後活動を始める。

高齢者施設、地域作業所、神奈川県筋ジストロフィー協会横浜支部における療育療養事業、保護者様自主グループ等で音楽療法を実施。様々なスタイルの音楽を用い、2020年に活動15年を迎えた。

同年、新型コロナウイルスの影響により、新しい試みとして筋ジストロフィー協会の音楽療法をリモートへと移行する。

教育分野にも関心があり、2020年度小学校にて子ども達のサポ―トを行う活動を開始する。

中学校・高等学校教諭一種免許状(音楽)所持、訪問介護員2級養成研修課程修了。

【 幡ヶ谷会の皆さんへ 】

トーンチャイムとの出会いは音楽療法の勉強を始めた頃でした。

優しく包み込んでくれるような音色に、温かい気持ちになったのを今でも覚えています。

幡ヶ谷会に初めておじゃました時も、皆さんがとても温かく迎え入れて下さり、初めてトーンチャイムを聴いた時と同じ気持ちになりました。


沢山のトーンチャイムを使って奏でる音楽は、心が洗われます。そして色々な曲に一緒に取り組み、創り上げていく過程はとても楽しく、達成感があります。
これからも笑顔溢れる幡ヶ谷会の皆さんと一緒に音を紡ぎ、沢山の音楽を創り上げ発信していけたらと思っています。