コラム幡ヶ谷会

会員インタビュー

私たちから目をそらさずに演奏を聞いてもらえる

それが嬉しい

千葉 恒也さん

17~18年前に脳出血で急性期病院に運ばれました。左半身に麻痺があったので、急性期病院を退院後リハビリ病院で3ヶ月過ごしました。

―― 入院していた時はどのようなことを考えていたのでしょう。

最初はこれからどうなるんだろうと不安しかなくて…。

リハビリ病院でwordを習って、退院後もパソコンが詳しい友達から教えてもらったり。少しずつ片麻痺がある自分に慣れてきたような気がします。

―― 生活はどのように?困ることはありますか?

一人暮らしなので、家事や買い物はヘルパーさんにお願いしてます。外出する時は電動車椅子で移動しますが、家の中では手すりを使って歩きます。

他には、デイサービスで運動療法を受けたり、パソコンサロンにも通ってます。

片麻痺になってから長いので、今は特に困ってることはないかな。

―― 麻痺側がしびれるなどの話をよく聞くのですが。

寒い時期には、麻痺のある左半身がしびれます。朝、起きた時にしびれが強く出ていたり。それはずっとありますね。

―― 幡ヶ谷会に入ったきっかけを教えてください。

今も通っているデイサービスで前会長と前々会長に出会って誘われたんです。「旅行もあるから来てみない」って。トーンチャイムをやってるなんて全然聞いてなかった(笑)。

試しにやってみたら、音がきれいだなあと思いました。

―― 幡ヶ谷会に参加して楽しかったこと、心に残ってることは?

演奏会では、誰も目をそらさずに私たちの演奏を聞いてくれるんですよね。それが一番嬉しいことかもしれない。

それと、コロナが流行る前は年に2回、日帰り旅行があったんです。普段は家にいるか、近くにしか出かけないので、遠出をするといつもの生活から開放されておおらかな気持ちになるんですよ。

幡ヶ谷会は渋谷区障害者団体連合会(渋障連)の一員なんですが、渋障連から話があって渋谷駅の再開発について障がい者の意見を言う場に参加したこともあります。

病気になる前は障がいのある人の気持ちを考えたことなかった。自分がこうなって、そういう集まりに参加して、自分とは異なる障がいがある人の気持も以前より想像できるようになった気がします。

―― イベント的なことは印象に残りますよね。普段の活動についてはどうですか?

1人でいると余計なこと考えて落ち込むんです。幡ヶ谷会に参加し始めた頃は、日々どうやって過ごしているのかなど、お互いの状況を話したり、前会長にも「家にばっかりいちゃいけない。失敗してもいいからできることはやったほうがいい」と言われました。

幡ヶ谷会には、自分と同じ中途障害者で片麻痺の方がいるし、孤立感がないというか、ひとりじゃないなと思えます。

もちろん会員だけじゃなくて、ボランティアの方々にもすごく助けられてて。

―― ボランテイアの方に助けられてることとは、どのようなことでしょう。

月2回の活動日の準備や片付けもそうですし、演奏メンバーでもあるのでボランティアの方がいなくては演奏会もできないです。旅行などでも手助けしてもらってます。

千葉さんは、ずっと笑いながら今までのことを話してくれました。

病気になってから、そして幡ヶ谷会の会長になってからも様々な経験を重ねてこられたことが伺えました。

「新型コロナ」”感染対策強化”

① ご自分や大切な人を守るために少しでも体調が悪ければ欠席してください。コロナの症状は風邪によく似ています。

ご自宅での対策】毎日の体温測定をする! *37.0~37.4℃あった時➤平熱に下がって1日たてば参加可能。*37.5℃以上あった時➤平熱に下がって2日たてば参加可能。*開催当日の体温が37.0℃以上あった時➤参加中止。

② 換気を徹底するため排煙窓と入口ドアを常時全開とし、サーキュレーター2台による強制換気の補強!(AC冷暖房能力は適切に設定)体温調節は各自衣服で調整することをお考え下さい。

③ 不織布マスクを正しく着用し(二重マスクの効果も大)小声で話す!人との間隔はできるだけ近づかない。

④ 設置・配布の消毒液や除菌ティッシュを用い手指道具消毒をこまめに行うこと。

⑤ こまめに喉を潤し繊毛活動を活発化する、等々…

ホームページ開設にあたって

hatagayakai.com

幡ヶ谷会 会長 千葉恒也

2021年1月吉日

2020年、誰も予想さえしなかった新型コロナウイルス感染症が拡大し、今も世界を席巻し続けています。日本も例外ではありません。世界の市民行動で、最も変化が見られた国は「日本」だとも言われています。

このコロナ禍において、幡ヶ谷会はほとんど活動できませんでした。毎年恒例の演奏会などの活動も、残念ながら軒並み中止の状況が続いています。

2021年に変わってからも、会員同士が顔を合わせる機会もないまま時間が流れています。そういった中「コロナ禍でも会員同士(仲間)や社会とつながることができないものか」と考えました。

そこで、みんなで協力しながらホームページを創ることにしました。たとえ直接会うことができなくても、作成作業を通して心をあわせて絆を深め、ホームページを立ち上げることで、私たち幡ヶ谷会の新たな交流の場をつくり、そして存在を発信していこうと決めたからです。

また、幡ヶ谷会は創立20周年を迎えました。これを機に、様々な団体ともつながり、情報交換を行うことで、さらなる広がりの輪を築いていければと願っております。

今回のホームページ開設は、関係各位のご尽力もいただきながら、そうした創立20周年事業の一貫として実現しました。

より使いやすく、わかりやすいページとなるよう、今後もさらなる充実化を図っていきたいと考えています。幡ヶ谷会では、皆様方からのご意見・ご感想など、お待ちしております。

今後とも私たち「幡ヶ谷会」に、より一層のご支援ご協力をいただけますように、お願い申し上げます。

コメント Comment

神尾孝子

幡ヶ谷会”発足20周年おめでとう御座居ます。いつも楽しく参加させて頂いております。トーンチャイム演奏〘エーデルワイス・涙そうそう・故郷(ふるさと)〙は、特に心が癒されます。

〚連合会の日帰りバス旅行〛も、中々行かれない〘メロン狩り・八景島シーパラダイス等々〙に参加させて頂き楽しい1日を過ごしました。
〚クリスマス会〛も和気あいあいで、1年の締めくくりに大変すばらしい会です。

土屋和子

幡ヶ谷会!ホームページ開設おめでとうございます!!
先生方のご指導のもと、仲間と美しい音楽を作り出すトーンチャイムはとても素敵です。
時々間違えて、落ち込みますが少しづつ成長したいと思います。もっとお仲間が増えると
嬉しいですね。

千葉恒也

開設お祝いコメントありがとうございます!
私たちが作りだす音楽やトーンチャイムの素敵さが、たくさんの方々に知ってもらえると嬉しいですね。
お仲間も増えること願います!
これからも、どうぞよろしくお願いします。

新宿御苑にてお散歩中、偶然ブルーインパルスの描く上空のスマイル☺を観ることができました。幸せのおっそ分け(中野)2021/4/4

幡ヶ谷会 について

トーンチャイムという楽器を使用した、中途障がい者中心の音楽療法を行っています♪

多くの人に支えられて…幡ヶ谷会の設立は、平成12年4月。介護保険制度が始まって、それまで受けていたリハビリ療法が、従来の形式では受けられなくなったことが発端。

そこで幡ヶ谷近隣の中途障がい者の皆さんや、ボランティアの指導の皆さんが集まって、自主的にト-ンチャイムによる音楽療法を始めました。

今では渋谷区から助成金も頂けるようになり、演奏指導スタッフ3名、さらに身体障がい者のご家族やボランティアンの方々が賛助会員として参加して、充実した活動を展開できるようになりました。


私たち音楽療法”幡ヶ谷会”は、障がい者・高齢者に加え精神的にストレス・不安・苦痛などを抱える人たちが集まりできた団体です。

初めの頃は、軽い体操と茶話会等というこじんまりとした数人の集まりでした。

ところが、ある指導者の紹介で“音楽療法”という出会うことになります。そこから、〘トーンチャイム〙とのお付き合いが始まります。

今では、トーンチャイムという楽器の持つ神秘的な力で癒す音楽療法の需要が高まってきているようです。

その〘トーンチャイム〙の練習で積み重ねた練習と実績で現場の開拓を進めている団体です。

お陰様で私たちのトーンチャイムの演奏は、その実力を高く評価されています。

病院・高齢者施設等の様々な障がい者関連のイベント行事にも積極的に参加しています。

その他、各方面からの招待を受けることもあります。緊張する場面もありますが、皆さん生き生きとしています。

結果、会員の一人一人が家の中に閉じこもらないで積極的に社会に溶け込めるようになってきました。

演奏するという醍醐味もですが、会員同士元気で顔を合わせるのを楽しみにしている方々もいらっしゃいます。

幡ヶ谷会年間恒例4行事

(春)観桜会
(夏~秋) 日帰り レクレーション
(秋~春)ミニコンサート
(冬)クリスマス会